月経は、思春期に始まりその後、30〜40年にわたって繰り返されます。しかし40歳を過ぎると、卵巣の萎縮が急速に起こり、機能が衰えるとともに月経は不規則になり、50歳ごろになるとやがて停止(閉経)します。更年期とは、卵巣の働きが衰えはじめてから閉経までの期間をさし、女性の出産期が終わった合図であり、40歳から55歳の間にいつでも訪れる可能性があります。(47歳から50歳が最も一般的とされています。)卵胞ホルモン(エストロゲン・・・女性らしさの源)の分泌減退、性腺刺激ホルモンの分泌過剰などホルモンのバランスが乱れます。この期間には自律神経失調が起こり様々な不定愁訴が現れることが多く、これらを更年期障害と呼んでいます。

 

 症 状  のぼせ・寝汗・異常発汗・冷え性・体重増加・情緒不安定・動悸・頭痛・膣の乾き・イライラ・集中力の欠如・不眠症・しびれ・肩コリ・腰痛・便秘・全身倦怠・高脂血症(コレステロールの上昇)なんらかの愁訴で悩む女性は50〜60%にものぼるといわれます。しかし、これらの症状を全く経験しない女性もいます。

 改 善  ストレス・栄養不足は症状を悪化させます。また、事実を受け入れる心構えも大切です。

 

 

■ フィトテラピー(植物療法) ■

・のぼせ・発汗にはセージティーが効果的です。

・全体的にはエストロゲン類似物質 フィトエストロゲンを含むフェンネルティーが効果的です。

・肩コリ、不眠、腰痛、全身倦怠にはセントジョンズワートティーが効果的です。

・もっと簡単に、効果的に...ハーブサプリメント セントジョンズワート チェストツリー ブラックコシュが効果的です。

 

■ アロマテラピー(芳香療法) ■

・のぼせ、発汗にはサイプレス クラリセージが効果的です。

・一般的には(心身バランス保持)ベルガモット クラリセージ ローマンカモミール フェンネル ゼラニウム フランキンセンス ラベンダー ネロリ ローズオットー サンダルウッド イランイランが効果的です。

 

■ 精油の利用法 ■

様々な症状には、

沐浴(湯舟に精油を5〜6滴おとし入浴)

吸入(アロマブリーズ/携帯用芳香器)などでいつでも吸入できるよう持ち歩く。

室内芳香(アロマポットなどで)

香水(10mlの遮光ビンにホホバオイルをほぼいっぱいに入れ、そこに1滴づつ精油を注ぎます。[合計20滴]出来上がったものを良く振り、冷暗所で1〜2週間保存した後、使用します。

*香水は静脈の上、耳の後ろ、首の横、手首の内側、肘・膝の後ろ、髪などにつけます。

・フローラル調ブレンド・・・・・ネロリ  ローズ ベルガモット

・グリーン調ブレンド・・・・・・・クラリセージ サイプレス ラベンダー

・オリエンタル調ブレンド・・・イランイラン ゼラニウム サンダルウッド

 

マッサージ(10mlの遮光ビンにホホバオイルをほぼいっぱい入れ、そこに精油を4滴入れよく振り混ぜます。

*セルフマッサージは、アロマテラピストにしてもらうアロマテラピーマッサージほど良い効果は得られません。セルフマッサージでは、何かに身を委ねリラックスすることはできませんし、身体のすみずみまで手が届くわけでもありません。しかしセラピストのマッサージが受けられない時は、精油を使ったセルフマッサージは素晴らしい自然治癒になります。(入浴後が効果的。)

 

 

 

 

 

いかなる情報も、医学、医療上の効果・効能を語ったものではありません。精油(ハーブ)は病気を治療する薬ではありませんので、心身の状態が優れないときは、速やかに医師の診断を受けるようにして下さい。個人で行うアロマテラピーは、あくまでも香りを楽しむことを中心とし、健康維持・予防医学的観点からの実践を心がけて下さい。